嘘つきなキミ(続編)
ーみゆきー

あいが、少しづつ話し始めた。


あい「こうへいが亡くなって2週間位してから家に警察が来たんです。」


私達は、静かにあいの話を聞いた


あい「...出て行ったお父さんが、事故で亡くなったから、遺体確認に来て欲しいって...」

3人「っっっ!!?」


そんな事があったなんて知らなかった...
私達は思わず顔を見合わせた。


あい「それで...警察の方と一緒に行って来たんです。やっぱり、お父さんでした...。」


あいはずっと俯いたまま話し続けた。


あい「私と関わりあった人が次々に亡くなってくんです。だから...私と一緒にいちゃいけないんです。これ以上...大切な人を失いたくないんです...」


私はあいに抱きついた。


みゆき「あい。なんで話してくれてなかったの?私達親友でしょ?辛い時も楽しい時も全部分かち合いたいよ...。」

こうへい母「あいちゃん、辛かったね。でもね、あいちゃんのせいで周りの人たちが亡くなった訳じゃないんだよ?それが、その人たちの運命だったの。だから、そんな悲しい事言わないで?」


あいはなにも言わず、涙を流しているだけだた。


それから少ししておばさんが、またうちに来てね。と言って、帰って行った。








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