大胆な彼【短編】
私達5人とも違う高校に行くことになった。
これからこのメンバーに会えなくなるのは辛かった。
卒業式の退場のときにたまたま健一と隣になった。
私はそこで初めて健一の泣く姿を見た。
それを見ていると私の涙は止まった。
むしろ「なに泣いちゃってんの!」と笑いかけた。
だけどその私も最後の教室での担任の挨拶で泣いてしまった。
その時既に泣き止んでいた健一はそっと私の頭を撫でてくれた。
やめてよ、余計に泣けてくる。
その後は並んで学校を出るはずだったが、私はその列から外れた。
泣き止んでいたものの、泣いたあとの顔で外に出るのが嫌だった。
誰もいない中庭に行くとあいつがいた。
紅葉「そんな所で何してんのよ」
健一「見りゃ分かんだろ、泣いてんの」
紅葉「健一ってそんなに涙もろかったっけ?」
健一「こういうのはダメなんだよ…それよりちょっとこっち来いよ」
紅葉「は、何で?」
健一「何でも」
健一に近づくと腕を引っ張られ抱きしめられた。
紅葉「ちょっとっ!///」
健一「紅葉には一番仲良くしてもらった。感謝してる」
紅葉「もう!分かったから泣くなってば!w」
その時タイミング悪くやって来た拓磨と春陽と龍人。
拓磨「わっ、ごめん…」
春陽「俺の紅葉に何してんだ!」
龍人「わぉ、健一が紅葉襲ってるー」
紅葉「ちょっと待てぇぇぇ!誰が"俺の紅葉"だっ!
しかも襲われてないからっ!///」
結局その後列を外れた私と健一は担任に最後の最後で怒られたwww
そして私達5人は最初で最後のファイブショットを撮った。
これからこのメンバーに会えなくなるのは辛かった。
卒業式の退場のときにたまたま健一と隣になった。
私はそこで初めて健一の泣く姿を見た。
それを見ていると私の涙は止まった。
むしろ「なに泣いちゃってんの!」と笑いかけた。
だけどその私も最後の教室での担任の挨拶で泣いてしまった。
その時既に泣き止んでいた健一はそっと私の頭を撫でてくれた。
やめてよ、余計に泣けてくる。
その後は並んで学校を出るはずだったが、私はその列から外れた。
泣き止んでいたものの、泣いたあとの顔で外に出るのが嫌だった。
誰もいない中庭に行くとあいつがいた。
紅葉「そんな所で何してんのよ」
健一「見りゃ分かんだろ、泣いてんの」
紅葉「健一ってそんなに涙もろかったっけ?」
健一「こういうのはダメなんだよ…それよりちょっとこっち来いよ」
紅葉「は、何で?」
健一「何でも」
健一に近づくと腕を引っ張られ抱きしめられた。
紅葉「ちょっとっ!///」
健一「紅葉には一番仲良くしてもらった。感謝してる」
紅葉「もう!分かったから泣くなってば!w」
その時タイミング悪くやって来た拓磨と春陽と龍人。
拓磨「わっ、ごめん…」
春陽「俺の紅葉に何してんだ!」
龍人「わぉ、健一が紅葉襲ってるー」
紅葉「ちょっと待てぇぇぇ!誰が"俺の紅葉"だっ!
しかも襲われてないからっ!///」
結局その後列を外れた私と健一は担任に最後の最後で怒られたwww
そして私達5人は最初で最後のファイブショットを撮った。