太陽と見上げた青い空
目を覚ました時は病院のベッドの上。


お母さんが私の手を握り泣いていた。



お、お母さん。


美緒。


よかった目を覚まして。

うん、
なんで泣いてるの。


え、、、、。
数秒の沈黙があった。


(ガラガラッ)



あ、お父さん、美緒目を覚ましたわよ。


おぉ、美緒目を覚ましたか、


うん、
お父さんの目も赤い。きっと泣いたんだろ。



ね、お父さん、私どこか悪いの?


するとお父さんが…。

そうだ。
美緒は治療法のない病気だ。
日本でもアメリカにも治療法がまだ見つかってないんだ。


え、、、。


じゃ、私どうなるの。



すると医者から、、、
大変申し上げにくいのですが、包み隠さず言いたいと家族から言われたので言いますが
"美緒さんの余命は半年です。"



は、半年。

私に残された時間はあと半年しかないのだ。
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