本気のパイライト


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「今日は一緒に選んでくれてありがとうございました!」


「こっちも楽しかったし、誘ってくれてありがとな!」


「そうそう。ありがとね」


日も落ちてきた頃、買い物を終えた俺達が互いに礼を言い合っていたその時、ケータイの着信音が1つ鳴った。


「ん…?あ、俺だ!」


誰からだ…?
げっ……。


慌てて画面を開くと、そこに着信相手の名前が表示される。


その名前に嫌な予感を感じながらも俺は渋々電話に出た。

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