ねこ吉じいさんの宝物
「じい、今日も探しに行くの?」
私がそう聞くと、じいは「もちろんじゃ」と言ってうーん、と伸びをした。
ガサガサとビニールが擦れる。
私もじいと同じように前足と後ろ足をピンと伸ばして、ストレッチ。
ララは真っ白なふかふかの毛を潮風になびかせて、気持ち良さそうに目をつぶっている。
「君たちも来るのかい?」
ストレッチが終わったじいが私たちに聞いた。
「うん!!」
私もじいに続いて立ち上がる。
「ララも行く!あっ!!」
それを見て慌てて立ち上がったララは足がもつれて転んでしまった。
「あはは、そんなに急がんでも置いていかんよ!」
ちょっぴりおっちょこちょいなララを見てじいはけらけら笑う。
「もー!じいの意地悪!」
ありゃりゃ、怒らせちゃった。
私がそう聞くと、じいは「もちろんじゃ」と言ってうーん、と伸びをした。
ガサガサとビニールが擦れる。
私もじいと同じように前足と後ろ足をピンと伸ばして、ストレッチ。
ララは真っ白なふかふかの毛を潮風になびかせて、気持ち良さそうに目をつぶっている。
「君たちも来るのかい?」
ストレッチが終わったじいが私たちに聞いた。
「うん!!」
私もじいに続いて立ち上がる。
「ララも行く!あっ!!」
それを見て慌てて立ち上がったララは足がもつれて転んでしまった。
「あはは、そんなに急がんでも置いていかんよ!」
ちょっぴりおっちょこちょいなララを見てじいはけらけら笑う。
「もー!じいの意地悪!」
ありゃりゃ、怒らせちゃった。