羽化
はい。ここで、今日のわたしのざんげ室です。
今日わたしは、その新人ちゃんに失言してしまいました。
だって、あんまり貴司のこときつくいったから、ちょっといい返してやろうと思ったんだもん。
「じぶんは失敗しないみたいにものいうね」って、いっちゃった。
サイアクだね。
やつあたりしてんの、新人に。
そこで、自分にあらためてちかったわけですよ。
大人なんだから。
センパイなんだから。
ちゃんとしなくちゃダメだって。
受け持ちの後輩なんだから、しっかり面倒見てあげなきゃいけないんだって。
紳士のちかいです。
がんばります。
だから貴司もミスをへらしてください。
そうしないと、また吉田は怒ってしまいます。
そうしちゃうと、またわたしは紳士でいられなくなってしまいます。
だから、よろしくです。
いろいろ書いてたら、なんだかんだでけっこう長くなっちゃったね。
それじゃあ、今日はこのへんでおしまいにします。
明日がよい日でありますように。
じゃ!