喜劇
マスター「そうでしたか…。」

シンデレラ「ズズ…。お茶、めっちゃおいしい。」

マスター「ありがとうございます。」

シンデレラ「バレるのが怖くて、お別れの言葉も言えへんかった。…でも、向こうは、そんな、気にしてへんかな!」

マスター「………。」

シンデレラ「連日のことやもん。舞踏会なんて。王子様にとったら、遊びやんな。私なんて。」

マスターは、ゆっくり首を振った。
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