素直になれないキャリアウーマン秘書の忍と
猪突猛進の社長、要人
二人の目線で語られる愛の物語。
すれ違いが何とも言えない切なさ。
文章がとてもきれいなので臨場感が溢れています。特にラストは美しい文章の洪水。溢れる愛に溺れます。
忍と要人のこじらせLoveが随処、会話の中で繰り返されますが、大人の恋なのにまるで恋を知ったばかりの少年少女のようで、すごく純粋で可愛くて二人を応援したくなります。ピュアな恋心と大人ならではのやり取り。それが絶妙なバランスです。
こんな恋をしたい。
こんな愛をもらいたい。
忘れかけていた大切な気持ちを教えてくれた、
とても素敵な作品でした。