たとえ、涙が頬を濡らしても。
あとがき
3月1日から執筆を始め、早4ヶ月…
無事、完結出来ました。
久しぶりのものすごく早いスピードです。
寿命を告げられ、生きることを暇つぶしと考えていた冬汰。
自分の絵に自信が持てなくて、悩む澪春。
そんな二人が交差して、物語は進みました。
澪春に会ったことで、必死に生きたいともがいた冬汰。
冬汰と会ったことで、自分の夢を負い続けることができた澪春。
しかし、冬汰は澪春の完成した絵を見ることなく亡くなってしまう。
直接、好きと伝えられなかった二人ですが、 冬汰が亡くなった後、澪春は両想いであったことを知り悲しみます。
そんな澪春を側で支えたのが俊稀でした。
本当に、書いている私も辛くなる物語でした。
人は生きていく為に、何か一つを犠牲にする。
突然、その言葉が頭に浮かび、この小説を執筆しました。
私は生きて行く為に、一つ犠牲にしています。
皆さんには、何か一つありますか?
たとえ、涙が頬を濡らしても
立ち止まらず、笑って前を向く
この言葉が私はものすごく好きです。
冬汰、澪春、俊稀、依知花、夏翔、楓…
みんな大好きです。
私が今、書きたいありったけの気持ちをちゃんと表せた気がします。
感想やレビュー、ありましたらぜひ一言でもいいのでよろしくお願いします!
2018年7月28日 完結