セカンド・ラブをあなたと
『お前たちが幸せになってくれることが、僕の生きた証になる。
だから、いっぱい幸せになって』
聡くんはそう言った。
でもね、聡くん。私はもう恋愛はいらない。
望と千絵さんと、3人で平穏に暮らせてる今が大事なの。
他にほしいものなんてない…。
なのに…。
―俺も楽しかった。また誘うね―
先生からの返信は私の心臓を跳ね上げた。つい今「恋愛はいらない」と決めていたのに、やわらかい世界に手招きされているかのような…。
どうしよう…好きな人なんていらないのに…。
付き合おうと言われたわけでもないのに、好意を感じただけで心がざわついている…。
…恋に誘惑されている。
だから、いっぱい幸せになって』
聡くんはそう言った。
でもね、聡くん。私はもう恋愛はいらない。
望と千絵さんと、3人で平穏に暮らせてる今が大事なの。
他にほしいものなんてない…。
なのに…。
―俺も楽しかった。また誘うね―
先生からの返信は私の心臓を跳ね上げた。つい今「恋愛はいらない」と決めていたのに、やわらかい世界に手招きされているかのような…。
どうしよう…好きな人なんていらないのに…。
付き合おうと言われたわけでもないのに、好意を感じただけで心がざわついている…。
…恋に誘惑されている。