セカンド・ラブをあなたと
「そろそろ帰ろうか」
立ち上がって、手を差し出してくれた。ドキドキしながらその手を取る。
望とは今でももちろん手をつなぐことはあるけど、大人の男性の手だ。当たり前だけど、全然違う。
恋人モードって、こんなに包まれてる気分になるんだね。忘れてた…。
「あと、『先生』はやめて。名前で呼んで」
翔?翔くん?翔ちゃん?翔さん…?
年下の彼はあえてかわいく呼ばないほうがいい気がして…。
「じゃあ、翔さん?」
一瞬、照れた顔をした。
「いいね。意外と誰からも呼ばれたことない。鈴音ちゃんだけだ」
好きな人がいる幸せがじわぁっとこみあげてきた。
立ち上がって、手を差し出してくれた。ドキドキしながらその手を取る。
望とは今でももちろん手をつなぐことはあるけど、大人の男性の手だ。当たり前だけど、全然違う。
恋人モードって、こんなに包まれてる気分になるんだね。忘れてた…。
「あと、『先生』はやめて。名前で呼んで」
翔?翔くん?翔ちゃん?翔さん…?
年下の彼はあえてかわいく呼ばないほうがいい気がして…。
「じゃあ、翔さん?」
一瞬、照れた顔をした。
「いいね。意外と誰からも呼ばれたことない。鈴音ちゃんだけだ」
好きな人がいる幸せがじわぁっとこみあげてきた。