セカンド・ラブをあなたと
連絡を取ってすぐの日曜日に公園で中崎さん親子と会った。
今年は空梅雨らしく、今日は暑いばかり。
「リノちゃん、おはよう!望くんは?」
”『望くんの』お母さん”と、従来通りに戻すのが忍びなくて、わざと名前で呼んでもらうようにした。
「おはよう、南ちゃん。望は今日はおばあちゃんの用事について行ってるの」
「なーんだ、いないのか…」
「ごめんね」
南ちゃんが遊具へ向かうのを見送ってから、中崎さんと向き合った。
「おはようございます」
「おはようございます。先日は南をありがとうございました。いつも甘えてしまってすみません」
当たり障りなく、丁寧な挨拶。
「いえ、それはもう…。それよりちょっと気になったことがあってご連絡しました」
早々に本題に入る。ベンチはすでに埋まってるので、立ったまま話した。
今年は空梅雨らしく、今日は暑いばかり。
「リノちゃん、おはよう!望くんは?」
”『望くんの』お母さん”と、従来通りに戻すのが忍びなくて、わざと名前で呼んでもらうようにした。
「おはよう、南ちゃん。望は今日はおばあちゃんの用事について行ってるの」
「なーんだ、いないのか…」
「ごめんね」
南ちゃんが遊具へ向かうのを見送ってから、中崎さんと向き合った。
「おはようございます」
「おはようございます。先日は南をありがとうございました。いつも甘えてしまってすみません」
当たり障りなく、丁寧な挨拶。
「いえ、それはもう…。それよりちょっと気になったことがあってご連絡しました」
早々に本題に入る。ベンチはすでに埋まってるので、立ったまま話した。