ブザービーターは君のため
11.部活へ
「今年から俺の代わりにバスケの顧問をしてもらう。」
大悟がわざわざバスケ部の紹介に付き添いでついてきた。
過保護だ。俺、大人。
「俺、監督。」
「と、言うわけだから練習始めて。」
みんないつもやっている練習を始めるようだ。
「大悟先生。
監督って実際には何をしてもらえば?」
部長らしい人に用意していた紙を手渡すと内容を見て目を丸くした。
「あ、大丈夫。それの半分でいいよ。」
大悟が勝手に口を出した。
紙を受け取った子は納得したように部員に声をかけている。
「大悟。うるさい。」
「馬鹿。相手は女子バスケ。
男と同じメニューじゃダメだろ。」
「腹筋30回x5セット。」
他にも色々。
「女の子の腹筋が割れたら俺がモテなくなっちゃうの!」
大悟、面倒くさい。
半分…腹筋30回x3セットくらいか。
女子ってそんなもんだっけ。
渡したメニューを始めたメンバーを見渡すと腹筋すらできてない奴がいる。
…チビ。
腹筋できなくて俺に勝とうなんて甘い。
大悟がわざわざバスケ部の紹介に付き添いでついてきた。
過保護だ。俺、大人。
「俺、監督。」
「と、言うわけだから練習始めて。」
みんないつもやっている練習を始めるようだ。
「大悟先生。
監督って実際には何をしてもらえば?」
部長らしい人に用意していた紙を手渡すと内容を見て目を丸くした。
「あ、大丈夫。それの半分でいいよ。」
大悟が勝手に口を出した。
紙を受け取った子は納得したように部員に声をかけている。
「大悟。うるさい。」
「馬鹿。相手は女子バスケ。
男と同じメニューじゃダメだろ。」
「腹筋30回x5セット。」
他にも色々。
「女の子の腹筋が割れたら俺がモテなくなっちゃうの!」
大悟、面倒くさい。
半分…腹筋30回x3セットくらいか。
女子ってそんなもんだっけ。
渡したメニューを始めたメンバーを見渡すと腹筋すらできてない奴がいる。
…チビ。
腹筋できなくて俺に勝とうなんて甘い。