ブザービーターは君のため
螺旋階段の前。
ここは知る人ぞ知る花火を見る穴場。
裏山の展望台だ。
大きな展望台で螺旋階段で上まで行くと、降りるのは別の階段がある。
その螺旋階段が綺麗だってデートスポットになっているらしい。
穴場と言いつつ結構な人がいる。
それもカップルばっかり。
花火なんて遠くに見えるだけなのに。
そんなところに何故来ているのかと言えば、のんちゃんとの約束があったから。
入院しているのんちゃんが来れるとは思ってないんだけど…。
「あ、来たよ。大悟先生。」
真央ちゃんが嬉しそうに手を振っている。
今日は真央ちゃんも何やらのんちゃんに謝りたいことがあるらしくて一緒に来たのだ。
「のんちゃん。
やっぱり来れないんですね。」
大悟先生の姿しかなくて少しがっかりする。
仕方ないんだけど。うん。体の方が大切。
ここは知る人ぞ知る花火を見る穴場。
裏山の展望台だ。
大きな展望台で螺旋階段で上まで行くと、降りるのは別の階段がある。
その螺旋階段が綺麗だってデートスポットになっているらしい。
穴場と言いつつ結構な人がいる。
それもカップルばっかり。
花火なんて遠くに見えるだけなのに。
そんなところに何故来ているのかと言えば、のんちゃんとの約束があったから。
入院しているのんちゃんが来れるとは思ってないんだけど…。
「あ、来たよ。大悟先生。」
真央ちゃんが嬉しそうに手を振っている。
今日は真央ちゃんも何やらのんちゃんに謝りたいことがあるらしくて一緒に来たのだ。
「のんちゃん。
やっぱり来れないんですね。」
大悟先生の姿しかなくて少しがっかりする。
仕方ないんだけど。うん。体の方が大切。