ブザービーターは君のため
17.千尋side:聞いた言葉
そうじゃなくって!
呼び方とかじゃなくって!
だって彼女のことは?
相手はどうであれ、忘れられないほど大切なんでしょ?
話したいって……いつもよりは話してる気もするけど全然言葉が足りない。
のんちゃんは相変わらずのマイペースで言いたいことを話している。
それを聞くしかないんだ。
だって……惚れた弱みだもん。
「バスケやりたくなかった。
でもやらないとつらかった。」
「……うん。」
「バスケできてた頃を思い出すと吐き気がして…。」
それで…。
じゃ彼女のことを思い出して気を失ってたわけじゃなかったんだ。
「チビ、馬鹿だと思うけど…。」
何?結局からかわれてるだけ?
ため息をつきそうになったところに続きを言われた。
「死ぬのかなって思ったらチビの顔が浮かんだ。」
何…それ………。
もうそれで十分だよ。
呼び方とかじゃなくって!
だって彼女のことは?
相手はどうであれ、忘れられないほど大切なんでしょ?
話したいって……いつもよりは話してる気もするけど全然言葉が足りない。
のんちゃんは相変わらずのマイペースで言いたいことを話している。
それを聞くしかないんだ。
だって……惚れた弱みだもん。
「バスケやりたくなかった。
でもやらないとつらかった。」
「……うん。」
「バスケできてた頃を思い出すと吐き気がして…。」
それで…。
じゃ彼女のことを思い出して気を失ってたわけじゃなかったんだ。
「チビ、馬鹿だと思うけど…。」
何?結局からかわれてるだけ?
ため息をつきそうになったところに続きを言われた。
「死ぬのかなって思ったらチビの顔が浮かんだ。」
何…それ………。
もうそれで十分だよ。