妖猫狐な私。
「うっ。俺をここに連れてきてどうするつもりだ。」
「拷問をかける。」
なんだ?この気持ち?
「意味ないと思うけどな〜…ぶふっ。」
なにをしたって、桶に汲んだ水につるし上げたこいつを入れたんだよ。
「げほっごほっ。かはっ。」
「吐け。お前は何もんだ。」
頼む…吐いてくれ。
「おめェたちの敵でないことは確かだな」
はぁ?
あ…
「んぅ!」
「お前、女だったんだな」
「きゅ、急に接吻とか気持ちわりぃ!
俺は男だ!」
ほう?まだ言うかこいつ…
「土方さん。って?誰だよ。その別嬪さんは。」