初恋マニュアル
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「ありがと、丸山がいなかったらやっぱ無理だったよ。たすかったぁ」
愛里が言ってたとおり、ランチして行こうってなって、私たちはフードコートにいた。
「そんなことないよ、あんまり役に立ってないし……だから良かったのにおごってくれなくても……」
付き合ってもらったからどーしてもごちそうさせてってゆずらないから、仕方なくハンバーガーのセットをたのんでもらったところだ。
「いやいや、1人じゃこういうの買えなかったとおもう、ほんと」
ゴソゴソとさっき買ったばかりのプレゼントをテーブルに出して、満足そうにながめてる。
「よろこんでくれるといいね?」
クリスマスらしく赤い色にサンタやトナカイ、ツリーが可愛らしく描かれた包装紙に金色のリボン。
中身はお絵かきが好きだという妹さんがよろこびそうな、色鉛筆が入っていた。
水をつけた筆でなぞると、水彩画みたいにもなるらしいそれは、色の種類も豊富で入ってる箱も可愛らしい。
「すごいよろこぶと思う。今使ってるやつ12色入りだしだいぶ小さくなってたから」
本当にうれしそうに笑う羽生くんを見ていると、なんだかすごくいやされる。
羽生くんて、普段は元気でふざけてるイメージだけど、わりといやし系なのかもしれない。
「ありがと、丸山がいなかったらやっぱ無理だったよ。たすかったぁ」
愛里が言ってたとおり、ランチして行こうってなって、私たちはフードコートにいた。
「そんなことないよ、あんまり役に立ってないし……だから良かったのにおごってくれなくても……」
付き合ってもらったからどーしてもごちそうさせてってゆずらないから、仕方なくハンバーガーのセットをたのんでもらったところだ。
「いやいや、1人じゃこういうの買えなかったとおもう、ほんと」
ゴソゴソとさっき買ったばかりのプレゼントをテーブルに出して、満足そうにながめてる。
「よろこんでくれるといいね?」
クリスマスらしく赤い色にサンタやトナカイ、ツリーが可愛らしく描かれた包装紙に金色のリボン。
中身はお絵かきが好きだという妹さんがよろこびそうな、色鉛筆が入っていた。
水をつけた筆でなぞると、水彩画みたいにもなるらしいそれは、色の種類も豊富で入ってる箱も可愛らしい。
「すごいよろこぶと思う。今使ってるやつ12色入りだしだいぶ小さくなってたから」
本当にうれしそうに笑う羽生くんを見ていると、なんだかすごくいやされる。
羽生くんて、普段は元気でふざけてるイメージだけど、わりといやし系なのかもしれない。