好きだったのに
新しい恋はなかなか見つからず、
春から秋に一気に終わっていった


二学期初め

転校生が来た
(これチャンスかも?)と思いつつその転校生を待っていた、

ガラガラ
「転校生を紹介するぞー席につけー」


ザワザワ
「うそ、めっちゃかっこよくない?」
「めっちゃ好み!」


「紫乃?紫乃じゃん!久しぶりだな!」

『……えっえーとどちら様です?』

「俺だよ!小学校の時の小林祐希だぜ!」

『……えー????あっ!分かった!泣き虫祐希だ!』



そう、その転校生は、昔の幼馴染で初恋の小林祐希だった。

小学校3年のときに急に姿を消し、
先生から引っ越したと、言われた。


そして高校1年生になった今ここに帰ってきたらしい


< 3 / 7 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop