浅葱色の鬼
歳三
「紅音…
何か思い出したのか?」
いつものように、紅音を抱っこして
ギュッと包み込む
「怖かったんだそうだよ」
「近藤 余計なことを言うな」
「いいじゃないか?」
「土方に言う必要は、ないだろう」
「紅音!!ごめんな!!
怖い思いさせて!!」
俺が必死に抱きしめると
「歳が来てくれて、嬉しかったんだって!」
「だから!土方に言うな!」
「紅音~」
嬉しい気持ちだが
朝餉の後
近藤さんの部屋へ
「何考えてんのか、わかんねえ」
「それは、前からだろう」
「そうだけど… はぁ 絶対ろくな事
考えてねえぞ… 」
「だろうね」
「昨日の涙は、恐怖じゃねぇよ
なんか……悲しみが伝わってきた」
「紅音は、思い出したのかもしれないね」
「また、いなくなったり
記憶消したり、するかもしれねえな」
「もうすぐ、花見だ
紅音は、人になるんだったな」
何か思い出したのか?」
いつものように、紅音を抱っこして
ギュッと包み込む
「怖かったんだそうだよ」
「近藤 余計なことを言うな」
「いいじゃないか?」
「土方に言う必要は、ないだろう」
「紅音!!ごめんな!!
怖い思いさせて!!」
俺が必死に抱きしめると
「歳が来てくれて、嬉しかったんだって!」
「だから!土方に言うな!」
「紅音~」
嬉しい気持ちだが
朝餉の後
近藤さんの部屋へ
「何考えてんのか、わかんねえ」
「それは、前からだろう」
「そうだけど… はぁ 絶対ろくな事
考えてねえぞ… 」
「だろうね」
「昨日の涙は、恐怖じゃねぇよ
なんか……悲しみが伝わってきた」
「紅音は、思い出したのかもしれないね」
「また、いなくなったり
記憶消したり、するかもしれねえな」
「もうすぐ、花見だ
紅音は、人になるんだったな」