同居相手はまさかの!?
「ってここにいても仕方ないよね…。」


そしてあたしは部屋を出て、リビングに戻った。


リビングに戻ると、高杉君はもう部屋着に着替えていた。


ネイビーのパーカに白Tライン入りスウェットパンツ


さっきのスーツを着ていた時とは全然違う。


あたしは思わずドキッとしてしまった。


「…着替えたんだ。」


「うん…。」


「かわいいじゃん」


「か!?」


サラッと褒めるから思わずびっくりしてしまった。


この人は誰ですか?ホストですか?


「あ、柄がね。」


(ムカつくー!はいはいそうですか!)


「もういい!」


「…ぷ。とりあえず小野田さんは机とか拭いて」


そう言って、ぞうきんを渡してきた。

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