同居相手はまさかの!?
トトトト


手際の良い包丁の音が聞こえた。


(すごい…早い。)


ペタペタペタ


手際よく、料理を勧めていく。


(早い…。料理人みたい。)


コト


「…お待たせ。」



そしてあたしの目の前にハンバーグが置かれた。


(何これ…!美味しそう…!あたしのとは比べ物にならない…。)


「食えよ。」


「い、頂きます…。」


そしてあたしはハンバーグを口に入れた。



(何これ…!美味しい…!お店のんみたい!)


「…美味しい!」


「ふっ…スゲぇ顔…。」


そう言って笑った。


「口、ソースついてるし。」


「…え嘘!どこ?」


その時、藤堂君が親指であたしのソースを拭った。


「ありが…」


その時藤堂君の顔が近くにあった。 

(ち、近い!)

あたしは思わず目を逸らした。
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