同居相手はまさかの！？

あのシュークリームを口にするまでは、あの時、まだあたしは半信半疑状態のままだった。

あたしは将人の言葉を信じ、シュークリームを食べた。


将人はあたしがコーヒーを好きなのを知っていた。


このシュークリームが甘くない事を分かっていた。


分かっていた上で、このシュークリームをあたしに勧めてくれた。


大好きな人が、


勧めてくれたシュークリームだからこそ、



美味しいと感じたんだ。



だからあたしはシュークリームが大好きになった。



だからこのシュークリームはあたしにとって大事な大事な将人との思い出のシュークリームなんだ。

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