同居相手はまさかの!?
あたしは、歯磨きを済まし、キッチンに向かった。


「せめて…朝食ぐらいは」


その時


「何やってんの?」


藤堂君が話し掛けてきた。


「…料理は俺がするからいいって。」



「…じゃあ教えてよ。」


「え?」


「約束したでしょ?教えてくれるって。」


「………」


「昨日の事ならもう怒ってないから。
早く教えてよ。」


「…分かった。」


そしてあたしは藤堂君に料理を教わる事にした。
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