同居相手はまさかの!?
第16話勇気
【茉莉side】
そしてあたし達は朝食を済ました。
「…ごちそうさまでした。」
「…もう大丈夫か?」
「うん、ありがとう…。」
藤堂君はあの後、ずっと頭をポンポンしてくれた。
何も言わず…ずっと。
その時あたしは…思わずドキッとした。
弱っていた時に、優しくされたらそりゃ…
ちょっとはときめくよ…。
藤堂君はズルい…。
何も言わなくてもあたしの事分かってる。
彼はいつだって一枚上手。
敵わない…。
「…どうした?」
振り向いたその瞬間
あたしは思わずドキッとした。
(何今の…!)
ただの部屋着姿なのに、それだけでキュンと来る。
(おかしいあたし…!相手は悪魔なのに…!)
「…何?」
「な、なんでもない!」
ここに来てから完全に藤堂君のペースに惑わされてる…。
「あ…そういや材料あんまねえな…」
藤堂君が冷蔵庫を開けて、口を開いた。
(嘘…!)
「…買いに行くか。」
「…ま、待って!」
あたしは、思わず口を開いた。
そしてあたし達は朝食を済ました。
「…ごちそうさまでした。」
「…もう大丈夫か?」
「うん、ありがとう…。」
藤堂君はあの後、ずっと頭をポンポンしてくれた。
何も言わず…ずっと。
その時あたしは…思わずドキッとした。
弱っていた時に、優しくされたらそりゃ…
ちょっとはときめくよ…。
藤堂君はズルい…。
何も言わなくてもあたしの事分かってる。
彼はいつだって一枚上手。
敵わない…。
「…どうした?」
振り向いたその瞬間
あたしは思わずドキッとした。
(何今の…!)
ただの部屋着姿なのに、それだけでキュンと来る。
(おかしいあたし…!相手は悪魔なのに…!)
「…何?」
「な、なんでもない!」
ここに来てから完全に藤堂君のペースに惑わされてる…。
「あ…そういや材料あんまねえな…」
藤堂君が冷蔵庫を開けて、口を開いた。
(嘘…!)
「…買いに行くか。」
「…ま、待って!」
あたしは、思わず口を開いた。