同居相手はまさかの!?
【友也side】 

♪〜♪〜♪


会社から帰ってる時、俺のスマホが鳴った。

ピッ

『…はい。お疲れ様です。』

『私だ…。お前はいつになったら小野田茉莉に落とせるんだ。』

『…申し訳ございません。』


俺はいつのまにか、自分の任務を果たせなくなってきていた。

『あいつらはもうターゲットを落としてるぞ。
お前、自分がどうゆう立場だと分かっているのか?』


…分かってる。


俺は飼われた人間だ。


そしてそれは自分自身で決めた事だ。


『まさか…お前。あの子に完全に惚れたか?』

…違う。



俺は…!


『…そんな訳ないです。』


『だったら、さっさと自分の任務を果たせ。
後1ヶ月しか無いんだぞ。』

『はい。』

『また、連絡する…。』


そして俺は、電話を切った。


…分かってる。



約束まで後、1ヶ月。


それまでに俺は任務を果たさなきゃいけない。


…なのに。


「…クソ!」


完全に俺は心が揺らいでいる。



そして俺は、気を紛らわす為、


酒を呑み続けた。









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