同居相手はまさかの!?
そしてハロウィン当日になった。


あたしは、気分が乗らないまま、会場に向かった。


「はあ…。」

更衣室に向かうと、もう女子たちが着替え始めていた。


(皆…。かわいいなあ…。)


そしてロッカーには【小野田茉莉様】と書かれていた。


「…はあ。何の仮装だろ…。」


あたしはしぶしぶロッカーを開けた。


開けると紙袋が入っていた。


「…何これ?白?」


広げてみると…


ふわふわの白ファーの短めのドレスと羽がついていた。


はあ…。


あのエロジジイ…。


だから短すぎだって…!


「あー小野田さんのかわいい!」


隣にいた女子社員が声を掛けてきた。


「エンジェルじゃないですかあ〜絶対似合いますよ〜」


…エンジェルって


あたしもう28なんだけど…。


「そ、そうかな…?」


あたしは苦笑いしながらも、用意された衣装に着替えた。


そしてようやく着替え終わった。


「丈…短いって!…サイズはピッタリだけど!恥ずかしい!」


そして着替え終えた後、女子社員が集まってきた。


「小野田さんすんごいかわいいです!せっかくだからヘアーメイクしましょ!」


(え?え?)


「やろやろー!」


(ちょ、ちょっとー!?)



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