同居相手はまさかの!?
第25話失恋
【茉莉side】
何時間経ったんだろう…。
BARに置き去りにされたあたしは藤堂君が出て行った後、
ただ、呑むわけもなく鍵をボーッと見つめたままだった。
辺りを見回ると客はほとんど帰って行った。
「…あ、もうこんな時間…帰らないと…。」
「…すみません。チェックで…」
「かしこまりました。」
そして、バーテンダーは会計をし始めた。
あたしは、お札を出した。
「では…こちら…420円のお返しです。」
お釣りを受け取り帰ろうとしたその時、
「あ、あの…」
(…何だろう?)
一人のバーテンダーが話し掛けてきた。
「…何か?」
バーテンダーはしばらく黙ったままだった。
(…何だろう?)
「…いえ、またお待ちしております。」
そう言ってバーテンダーは口を閉ざした。
(??)
「…ごちそうさまでした。」
そう言ってあたしは店を出た。
カランコロン
何時間経ったんだろう…。
BARに置き去りにされたあたしは藤堂君が出て行った後、
ただ、呑むわけもなく鍵をボーッと見つめたままだった。
辺りを見回ると客はほとんど帰って行った。
「…あ、もうこんな時間…帰らないと…。」
「…すみません。チェックで…」
「かしこまりました。」
そして、バーテンダーは会計をし始めた。
あたしは、お札を出した。
「では…こちら…420円のお返しです。」
お釣りを受け取り帰ろうとしたその時、
「あ、あの…」
(…何だろう?)
一人のバーテンダーが話し掛けてきた。
「…何か?」
バーテンダーはしばらく黙ったままだった。
(…何だろう?)
「…いえ、またお待ちしております。」
そう言ってバーテンダーは口を閉ざした。
(??)
「…ごちそうさまでした。」
そう言ってあたしは店を出た。
カランコロン