同居相手はまさかの!?
(すまない…。)


藤堂と小野田はきっと…恋仲だ。



だけど、、決して結ばれない。


結ばれてはいけない…。


敵同士だからだ。


そして、その大半はウチの会社のせいでもある。


…ごめん。小野田…。


「すまん…。マズかったよな…。」


「いえ…。」


「………」



「………」

そして、沈黙が流れた。


(どうしよ…。)


本来ならここで、小野田友莉の事を聞かないと行けない…。


だけど…


そんな事出来ねえよ…。


俺は、先輩として人として小野田が好きだ。


恋愛としての好きじゃなくて


大事な大事な部下として好きだ。



「あ、あのさ…小野田。」 


「…はい?」


「その…」


「菅原課長?」


「…ちょっと付き合ってくれないか?」


俺は突然何を思ったのか。


小野田を誘っていた。


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