同居相手はまさかの!?
そしてエントランスを出た。
パスをかざそうとしたその時
「あれ…。ない…。」
いつもはバッグの中にしまっていたパスが入って無かった。
「あー…最悪!デスクに置いてきたんだ…。もう!」
そしてあたしはパスを取りに、もう一度部署に戻った。
部署に着くと、
…え
藤堂君が自分のデスクに座ってパソコンをしていた。
時間はもう23時を超えていた。
藤堂以外もう…誰も居なかった。
その時、藤堂君があたしに気づいた。
そして目が合ってしまった。
「…お疲れ様です。」
「…お疲れ様です。」
一緒に住んでいた筈なのに今はもう他人行儀だ。
そしてあたしは、自分のデスクに戻った。
「あ、あった!」
そして見つけたパスをバッグに入れた。
その時藤堂君が口を開いた。
「…菅原の事、好きなの?」
…え?何突然…。
「最近、菅原と一緒に良くいるよな。」
「…さっきから何が言いたいの?」
てか、何この空気…。
「藤堂君に関係ないよね?」
あたしは思わず強い口調で言ってしまった。
「…そうだよな。俺には関係ないよな…。」
「じゃあ!」
帰ろうとしたその時
「あいつはやめとけ。」
藤堂君が椅子から立ち上がりあたしの前に立っていた。
そして口を開いた。
「…え?」
「菅原は興味本位で茉莉に近づいてる。」
…は?
どうしてそんなに菅原課長を否定するの?
「何でそんな事分かるの?藤堂君は菅原課長の何を知ってるの?」
「それは…。」
だけど、また藤堂君は口を閉ざした。
…せっかく。
少し気持ちが晴れたのに何であたしの邪魔をするの?
あたしはだんだんイライラしてきた。
「藤堂はそうやって肝心なとこであたしに何も言ってくれないじゃない!」
「……」
「あたしの事、ただの餌にしか思ってないならほっといてよ!
初めからあたしの事、騙してくせに!
…好きじゃないくせに!」
積もりに積もった物が爆発してしまった。
「…さようなら!」
その時、
高杉君があたしを後ろから抱きしめた。
(え?)
「は、離し…」
強くギュッとあたしを抱きしめた。
その時藤堂君が口を開いた。
「…好きじゃない訳、ないだろ。」
(…え?)
そして、さっきよりもまたギュっと強く抱きしめられた。
「藤堂く…」
「…茉莉が好きだ。」
そう告げた。
パスをかざそうとしたその時
「あれ…。ない…。」
いつもはバッグの中にしまっていたパスが入って無かった。
「あー…最悪!デスクに置いてきたんだ…。もう!」
そしてあたしはパスを取りに、もう一度部署に戻った。
部署に着くと、
…え
藤堂君が自分のデスクに座ってパソコンをしていた。
時間はもう23時を超えていた。
藤堂以外もう…誰も居なかった。
その時、藤堂君があたしに気づいた。
そして目が合ってしまった。
「…お疲れ様です。」
「…お疲れ様です。」
一緒に住んでいた筈なのに今はもう他人行儀だ。
そしてあたしは、自分のデスクに戻った。
「あ、あった!」
そして見つけたパスをバッグに入れた。
その時藤堂君が口を開いた。
「…菅原の事、好きなの?」
…え?何突然…。
「最近、菅原と一緒に良くいるよな。」
「…さっきから何が言いたいの?」
てか、何この空気…。
「藤堂君に関係ないよね?」
あたしは思わず強い口調で言ってしまった。
「…そうだよな。俺には関係ないよな…。」
「じゃあ!」
帰ろうとしたその時
「あいつはやめとけ。」
藤堂君が椅子から立ち上がりあたしの前に立っていた。
そして口を開いた。
「…え?」
「菅原は興味本位で茉莉に近づいてる。」
…は?
どうしてそんなに菅原課長を否定するの?
「何でそんな事分かるの?藤堂君は菅原課長の何を知ってるの?」
「それは…。」
だけど、また藤堂君は口を閉ざした。
…せっかく。
少し気持ちが晴れたのに何であたしの邪魔をするの?
あたしはだんだんイライラしてきた。
「藤堂はそうやって肝心なとこであたしに何も言ってくれないじゃない!」
「……」
「あたしの事、ただの餌にしか思ってないならほっといてよ!
初めからあたしの事、騙してくせに!
…好きじゃないくせに!」
積もりに積もった物が爆発してしまった。
「…さようなら!」
その時、
高杉君があたしを後ろから抱きしめた。
(え?)
「は、離し…」
強くギュッとあたしを抱きしめた。
その時藤堂君が口を開いた。
「…好きじゃない訳、ないだろ。」
(…え?)
そして、さっきよりもまたギュっと強く抱きしめられた。
「藤堂く…」
「…茉莉が好きだ。」
そう告げた。