同居相手はまさかの!?
なのに、あたしはまた今日もこの家に帰って来てしまう…。


そしてあたしは鍵を取り出し、ドアを開けた。



ガチャ



そしてあたしは靴を脱ぎ、リビングに向かった。


そしてソファに座った。


「…どうしよう。」


あたしがリタイアをすれば、全てが終わる。


だけど…


それをしてしまえば、


この家も、高杉君も両方失う…。


それは嫌だ…。


だけど…。


高杉君を助けたい…。



…どうしたら。


その時森崎君の言葉を思い出した。


《小野田友莉の行方を探してる》


…姉さん。


どうして…?


何で高杉君のお父さんと…?


 
不倫なんて…。


今…どこにいるの?


その時あたしは、5年前姉さんが家を出た事を思い出した。



「…どうして姉さん。突然家を…。」

そしてあたしはスマホを取り出し、姉さんに電話を掛けた。

プルルル

…が

「…おかけになった電話番号は現在使われておりません。」

姉さんは番号を変えていた。

「そんな…。」




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