同居相手はまさかの!?
思わず出てきた涙を拭きとめた。


「…泣いちゃダメだ。だってあたしが決めた事なんだから」

その時 


ブブ

スマホが鳴った。


画面を見ると、運営からのメールだった。


「あ…。そっか、部屋番号と口座番号入力するんだっけ?」


そしてあたしは部屋番号と口座番号を入力した。



そしてあたしは、鍵を返すための封筒を探した。


「…封筒、封筒」


近くにあった引き出しに手を掛けた。


「…ここかな?」


その時、小さい封筒を見つけた。


…これか。


あたしは、引き出しから封筒を取り出した。


そして、名前を書き鍵を封筒に入れた。


「…さようなら。高杉君…。」


そしてポストに入れてあたしは荷造りをした。


しばらくして部屋の中は何も無くなった。


「…何か将人の時を思い出したな…。」


いや、もう将人は関係ないよね!


そしてあたしは、キャリーケースを持ち家を出た。






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