同居相手はまさかの!?
「ハア…やったああああー!」


エレベーターが見送った後、あたし達は声を荒げた。


「藤堂!やったなあー!」


「あ…ああありがとうございます。」


だけどその時、高杉君の顔はひきつっていた。


(…高杉君。あまり嬉しそうじゃない…?いや気のせいか…。)


「じゃあ、私は早速社長に報告して来るよ!
君達は各自自分の持ち場に戻って。
藤堂君、君はよくやった。
君のおかげで勝ったんだ。
旅行、君も来なさい。社長には私から伝えておくから。」


「え…でも…。」


「それが最後の仕事だよ?良いね?」



「…はい!ありがとうございます…!」


「じゃあ皆、自分の持ち場へ戻りなさい。
私は社長に報告して来るから。」



そしてあたし達は各自自分の持ち場に戻った。


その時


プルルル


電話がなった。


「あ…僕です。ちょっと失礼します。」


そして高杉君はスマホを持ち、あたし達から離れた。


「課長…私、片付けてきますね。」


「ああ、ありがとう」


そしてあたしは会議室に戻った。

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