同居相手はまさかの!?
「これで分かったでしょ?
分かったんなら二度と自惚れない事ね。」


そう言って万里亜さんは帰って行った。


「あの…小野田。」


そんな…。


優しい…菅原課長が…?


その時ポロっと涙が溢れた。


「小野田…俺は!」


「あ…す、菅原課長…!きょ、今日はありがとうございました!
楽しかったです!」


一刻も早く、顔を見られたくないあたしは走り去った。


「…小野田!!」




たくさんの人が、あたしを恨んでる…。



そうだよね…。


あたしはどこにいても憎い存在だよね…。
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