同居相手はまさかの!?
ドアの穴からみると、二人組の男が立っていた。


「何やの!あんたら!」


ドアの外では、大家さんの声が聞こえた。


「…警察です。」


…警察!


…その瞬間、身体が震えた。


「け、警察が何の用なんよ!!」


これ以上、騒ぎになってはいけない。


あたしはドアを開けた。


ガチャ


「…小野田茉莉さんですね?」


「…はい。」


「…突然すみません。こうゆうものです。」


そう言って一人男は、警察手帳を見せた。


「…小野田友莉さんについてお聞きしたいのですが、上がっても大丈夫ですか?」


「…どうぞ。」


「失礼致します。」


そして警察は部屋に上がった。


あたしは冷蔵庫からお茶を取り出した。


コポポポ


…どうしよう。


緊張してきた。


「…どうぞ。」


あたしは2人組の刑事の前にお茶を置いた。



「…ああ。ありがとうございます。…座って下さい。」



そしてあたしはお茶を置いた後、二人の前に座った。





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