同居相手はまさかの!?
「ありがとうございましたー!」


そしてゾロゾロと観客が帰っていく。


「茉莉、あたし達もそろそろお昼行こ…。」



「う、うん…。」


その時、会場にピックが落ちていた事に気づいた。


「これ…将人のんじゃ…。」



あたしは落ちていたピックを拾い、会場を出た。


「ごめん、葵。先にお昼食べてて!」


「え、ちょっと茉莉!?」


あたしはピックを持ち、走った。


だけど辺りは人がいっぱいで中々進めない。


「わ…!」


そしてスタッフが中々見つからない。


その時偶然【stuffonly】の部屋を見つけた。


「こ、ここかな…。いや…でも…入っちゃダメだよね…。」


…どうしよう。


ウロウロしていたその時、


「何やってるんですか?」


太い声が聞こえた。

そして肩をポンとされた。


振り向くと警備員が立っていた。


「君、ここのスタッフじゃないでしょ?」


「あ、あの私は…ピックを届けに…。」


「ピック?そんなの嘘でしょ?
困るんだよねそうゆうの
ほら、帰った帰った。」


その時


「どうかしたんですか?」


声が聞こえた。
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