同居相手はまさかの!?
「茉莉、はい」


そう言って、葵はあたしにメニュー表を渡した。


「ありがとう。」


そしてあたしはメニューを受け取り、ページを開いた。


その時お酒のページに目が止まった。


あたしはあの時おかした失態を思い出した。


(やめやめ!忘れよ忘れよ…。烏龍茶にしよ…。)


「…すみません。烏龍茶一つ。」


「かしこまりました。」 


「あれ、あんた酒呑まないの?」


ギク


「あ…いや…その」


「…何かあった?」


(こうゆう時、勘が良いんだよな…葵。)








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