同居相手はまさかの!?
◇◆◇◆
【将人大学編】
彼女の事は入学式の時から知ってた。
綺麗と大学内で有名で、うちの学部でも人気だ。
だけど、俺と彼女は普段校舎が違うから中々会えない…。
俺と海はその日、階段でライブについて会議をしていた。
「なあー将人…。全然人、集まんねーよ…どうする?」
(やっぱ、そんなすぐは集まんねーか…。)
何人かにはビラは渡せたものの、まだ半分は残っていた。
「んー…。」
「やっぱ、まだ客集め必要だよな…。もうすぐ時間だし…。ビラ一応持って来たけど」
「そうだな…。」
海と階段で話し合っていたその時、
女子の話し声が聞こえた。
「ねえ、茉莉学祭次、どこ回る?」
「んー…そうだな。」
その時、階段近くで彼女の姿が見えた。
(あれは…。小野田さん?)
遠くから見てもやっぱ綺麗だ。
彼女は学祭で、どこに回るか悩んでいるようだった。
当時、俺は既に彼女が好きだった。
入学式で見かけた時から既に、
…一目惚れだった。
俺と彼女は、学部も校舎も違うから普段は中々会えない。
会えるのは、今日みたいな学祭の時だけだ。
だから今日は、俺を知って貰えるゆういつのチャンスだと
思った。
【俺の歌を一番近くで聴いてほしい。】
その時俺はそう思った。
「海!それ貸して!」
「は?おい!将人!?」
もっと近づきたい…!
「ねえ!そこの君達!」
気づいたら俺は海からビラを取り、そして大声で呼び止めてた。
彼女は、びっくりしながらも俺の方を振り向いてくれた。
そして俺は急いで、彼女の元へ走った。
「な、何ですか…。」
その時彼女は、若干引き気味だった。
(ヤベ…。かなり引かれてる…。けどここで逃げる訳には行かない!)
俺は持っていたビラをギュっと握りしめた。
そして俺は強引ながらも、彼女達の間に割って入った。
「学祭回るのに悩んでるなら、俺等のライブ観に来てよ!」
彼女にとったら、ただの勧誘だと思ってるかもしれない。
…でも!
今はそれでも良いんだ。
「ラ、ライブ!?」
「おうよ!」
「や…でも…。」
彼女は明らかに困った顔をしていた。
「グラウンドで13時からやるから!これビラね!」
そう言って俺は、ビラを渡した。
「え!ちょ…!」
「観に来てくれたら、俺むちゃ頑張るから!」
ただ、近くで俺を見て欲しい。
君ともっともっと近づきたい…。
1番近くで、俺の声を聴いて欲しい…。
そう思ったから、俺は彼女を誘った。
そして俺は彼女にそう告げた後、会場に向かった。
「行くぞ海!」
「お前…ビラ小野田さんに渡したの?何で?」
「好きだからだよ!だから観に来て俺を知ってほしい。ただそれだけ。」
「は?ちょ…」
俺は今日、いや前々から彼女に告白をすると決めていた。
だけど、普段から会うことが出来ない。
だから俺は賭けに出た。
彼女がライブを観に来てくれたら、
今日彼女に告白すると…。
俺にとって一か八かの賭けだった。
【将人大学編】
彼女の事は入学式の時から知ってた。
綺麗と大学内で有名で、うちの学部でも人気だ。
だけど、俺と彼女は普段校舎が違うから中々会えない…。
俺と海はその日、階段でライブについて会議をしていた。
「なあー将人…。全然人、集まんねーよ…どうする?」
(やっぱ、そんなすぐは集まんねーか…。)
何人かにはビラは渡せたものの、まだ半分は残っていた。
「んー…。」
「やっぱ、まだ客集め必要だよな…。もうすぐ時間だし…。ビラ一応持って来たけど」
「そうだな…。」
海と階段で話し合っていたその時、
女子の話し声が聞こえた。
「ねえ、茉莉学祭次、どこ回る?」
「んー…そうだな。」
その時、階段近くで彼女の姿が見えた。
(あれは…。小野田さん?)
遠くから見てもやっぱ綺麗だ。
彼女は学祭で、どこに回るか悩んでいるようだった。
当時、俺は既に彼女が好きだった。
入学式で見かけた時から既に、
…一目惚れだった。
俺と彼女は、学部も校舎も違うから普段は中々会えない。
会えるのは、今日みたいな学祭の時だけだ。
だから今日は、俺を知って貰えるゆういつのチャンスだと
思った。
【俺の歌を一番近くで聴いてほしい。】
その時俺はそう思った。
「海!それ貸して!」
「は?おい!将人!?」
もっと近づきたい…!
「ねえ!そこの君達!」
気づいたら俺は海からビラを取り、そして大声で呼び止めてた。
彼女は、びっくりしながらも俺の方を振り向いてくれた。
そして俺は急いで、彼女の元へ走った。
「な、何ですか…。」
その時彼女は、若干引き気味だった。
(ヤベ…。かなり引かれてる…。けどここで逃げる訳には行かない!)
俺は持っていたビラをギュっと握りしめた。
そして俺は強引ながらも、彼女達の間に割って入った。
「学祭回るのに悩んでるなら、俺等のライブ観に来てよ!」
彼女にとったら、ただの勧誘だと思ってるかもしれない。
…でも!
今はそれでも良いんだ。
「ラ、ライブ!?」
「おうよ!」
「や…でも…。」
彼女は明らかに困った顔をしていた。
「グラウンドで13時からやるから!これビラね!」
そう言って俺は、ビラを渡した。
「え!ちょ…!」
「観に来てくれたら、俺むちゃ頑張るから!」
ただ、近くで俺を見て欲しい。
君ともっともっと近づきたい…。
1番近くで、俺の声を聴いて欲しい…。
そう思ったから、俺は彼女を誘った。
そして俺は彼女にそう告げた後、会場に向かった。
「行くぞ海!」
「お前…ビラ小野田さんに渡したの?何で?」
「好きだからだよ!だから観に来て俺を知ってほしい。ただそれだけ。」
「は?ちょ…」
俺は今日、いや前々から彼女に告白をすると決めていた。
だけど、普段から会うことが出来ない。
だから俺は賭けに出た。
彼女がライブを観に来てくれたら、
今日彼女に告白すると…。
俺にとって一か八かの賭けだった。