FUTURE☆DIARY~未来日記~
「ねえ、パパ・・・ママ。私学校でみんなからいじめられてるの。私って悪い子なの?何かいけないの?」

そう訴えると、ママが私の顔を両手で優しく包み込んでくれる。




『未来・・・・あなたは何も悪くない、私たちの自慢の娘よ』



『そうだぞ!もっと堂々と胸張っていいんだ。大丈夫!父さんも母さんも未来のそばにいるんだ』



『ええ・・・姿は見えなくも、いつも未来の心の中にいるわ』



そう言って二人は私を強く抱きしめてくれた。




「パパ・・・・ママ・・・・うわああああん!!」



『よしよし!』

私、子供のように泣き続けた。




泣いてる間、二人は優しく背中を撫でてくれた。
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