FUTURE☆DIARY~未来日記~
「あ・・・・の、金本さん?」



思い切って金本さんに声をかけた・・・その時!




―――パシン!!



物凄い音と共に、私の頬に鋭い痛みがはしる。



あまりの痛さに、私はほっぺを押さえて、その場に倒れ込む。




「痛っ・・・」




「気安く私の名前呼ばないでくれる?ほんとうざい。私のことバカにしてんの!?生意気!」


金本さんがいつもより冷めた視線を送ってくる。



怖い表情で私のことを見下ろしてくる・・・。




「何よ、その目!いい子ぶってんじゃないわよ!そんなあんたのこと大っ嫌い!早く目の前から消えてくんない!?」


そう言って再び、私に拳を振り落とそうとした・・・・。
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