FUTURE☆DIARY~未来日記~
「未来!!」

背後で桃子の声がしたけど、今はそんなの構ってられるほど、余裕じゃない。





桃子、ごめん・・・今は一人にして。



色々なことが起こりすぎて、何から片付けていいのか分からないの。






はあはあ・・・・。


私無我夢中で走り出す。




私の瞳からまた、一筋の涙が流れた―――。












あれから、どこをどうやって帰ってきたのかも分からない。



とにかく夢中で走り続けて、気付いたら自分の部屋のベッドに、放心状態で座り込んでた。
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