あなたの運命の人に逢わせてあげます
Chapter 2
早速、メールの中身をチェックすると、おれの「運命の人に会える」という日時と場所が記されていた。
「……ほんとに来やがった」
思わず、ノートPCの液晶に向かって感慨深げにつぶやいてしまった。
だが、考えてみれば、メルアドを登録して申し込んだのだから、メールが来るのは当然のことである。
さて、この日時に、この場所へ、行くべきか行かざるべきか……