皆にはナイショ♡
「西沢先輩、次の登校日はバレンタインですよね?」
聞かれて、気づいた。
確かに次の登校日はバレンタイン。
うわー、絶対チョコまみれの涼くんを見るハメになるよ。
想像しただけで気分が沈んでしまう。
「西沢先輩、結構俺なりにアピールしてきたつもりだけど先輩全然気付いてくれないからハッキリ言いますね!」
そう真剣な顔して言う飯村くんが珍しくて、思わず目を見開いてしまう。
「先輩!俺は先輩が好きです。付き合っても良いと思ったら次の登校日に本命チョコ下さい!無理なら義理も要らないのでチョコは無しでお願いします!」
勢い込んで言われた言葉が遅れながらもようやく飲み込むと
「え?ちょ!何それ全然気づかなかったよ!!!」
いきなりの告白に狼狽えてしまう。
「だから先輩全然気付いてくれないからって言ったじゃないですか。先輩鈍いですよ。」
苦笑しながら言うけど、その表情すら可愛らしくって。
私はそんな気全く無いから気づかなかったのだと思うけれど。
だって秘密とはいえ涼くんって彼氏がいるし・・・
「今返事しなくていいの?」
返事をするなら期待を持たせずハッキリした方がいいと思って聞くと
「あー、最後の悪あがきと言うなの心の準備期間と思ってもらっていいですかね?」
頬を少し掻きながら、苦笑を零しつつ言う姿に
「うん、分かった。」
そう言うしかなかった。
まさかこのやり取りを涼くんに聞かれているとは気付かずに。
聞かれて、気づいた。
確かに次の登校日はバレンタイン。
うわー、絶対チョコまみれの涼くんを見るハメになるよ。
想像しただけで気分が沈んでしまう。
「西沢先輩、結構俺なりにアピールしてきたつもりだけど先輩全然気付いてくれないからハッキリ言いますね!」
そう真剣な顔して言う飯村くんが珍しくて、思わず目を見開いてしまう。
「先輩!俺は先輩が好きです。付き合っても良いと思ったら次の登校日に本命チョコ下さい!無理なら義理も要らないのでチョコは無しでお願いします!」
勢い込んで言われた言葉が遅れながらもようやく飲み込むと
「え?ちょ!何それ全然気づかなかったよ!!!」
いきなりの告白に狼狽えてしまう。
「だから先輩全然気付いてくれないからって言ったじゃないですか。先輩鈍いですよ。」
苦笑しながら言うけど、その表情すら可愛らしくって。
私はそんな気全く無いから気づかなかったのだと思うけれど。
だって秘密とはいえ涼くんって彼氏がいるし・・・
「今返事しなくていいの?」
返事をするなら期待を持たせずハッキリした方がいいと思って聞くと
「あー、最後の悪あがきと言うなの心の準備期間と思ってもらっていいですかね?」
頬を少し掻きながら、苦笑を零しつつ言う姿に
「うん、分かった。」
そう言うしかなかった。
まさかこのやり取りを涼くんに聞かれているとは気付かずに。