皆にはナイショ♡
SHRも終わり恵ちゃんと一緒に生徒会室に向かう。
引き継ぎしなきゃいけない1、2年生が来るまでに私と恵ちゃんと秋山くんでまとめておくことにした。
今日の登校日の後は卒業式前日に予行と送る会に来るだけで翌日卒業式だからだ。
涼くんとの仲をバレない様に過ごした1年もあっという間に過ぎた。
残りあとわずか。
無事に卒業すればもう隠す必要はないから。
早くそうなりたい。
「恵、西沢。こっちまとめといたぞ。」
生徒会室の扉を開けて入るとそう声を掛けてくれた秋山くん。
「貴史、早かったんだね。」
「あぁ、俺はもう結果が来た日に合格報告してたからな。」
そう言う秋山くんは国内最高学府の国立大の法学部に合格している。
「私もだし、和葉なんて2学期で決まってたから早く来たと思ったんだけどね。」
こう話す恵ちゃんも同じ大学の文学部に合格している。
今年はかの国立大合格者2名を出し校長先生が舞踊ったと聞いている。
カツラすっ飛ばさなきゃ良いけれど。
そんな事を考えていると
「恵と西沢はその大量の友チョコのせいじゃないか?」
クスッと笑って突っ込んできた秋山くんに
「もー、そんなこと言うと上げないわよ!!」
と言う恵ちゃん。
2人のやり取りはテンポよくて微笑ましい。
「はぁ、ここだけ何だか常春かしら。仲のよろしいことで。」
クスクスと言えば
2人は顔を赤くしつつ
「和葉!」
「西沢!」
と声を上げる。
引き継ぎしなきゃいけない1、2年生が来るまでに私と恵ちゃんと秋山くんでまとめておくことにした。
今日の登校日の後は卒業式前日に予行と送る会に来るだけで翌日卒業式だからだ。
涼くんとの仲をバレない様に過ごした1年もあっという間に過ぎた。
残りあとわずか。
無事に卒業すればもう隠す必要はないから。
早くそうなりたい。
「恵、西沢。こっちまとめといたぞ。」
生徒会室の扉を開けて入るとそう声を掛けてくれた秋山くん。
「貴史、早かったんだね。」
「あぁ、俺はもう結果が来た日に合格報告してたからな。」
そう言う秋山くんは国内最高学府の国立大の法学部に合格している。
「私もだし、和葉なんて2学期で決まってたから早く来たと思ったんだけどね。」
こう話す恵ちゃんも同じ大学の文学部に合格している。
今年はかの国立大合格者2名を出し校長先生が舞踊ったと聞いている。
カツラすっ飛ばさなきゃ良いけれど。
そんな事を考えていると
「恵と西沢はその大量の友チョコのせいじゃないか?」
クスッと笑って突っ込んできた秋山くんに
「もー、そんなこと言うと上げないわよ!!」
と言う恵ちゃん。
2人のやり取りはテンポよくて微笑ましい。
「はぁ、ここだけ何だか常春かしら。仲のよろしいことで。」
クスクスと言えば
2人は顔を赤くしつつ
「和葉!」
「西沢!」
と声を上げる。