不機嫌なジェミニ
取り扱いはペットのようです。
バイト始めました。
翌朝。
眠い目をこすって起きる。
昨日、ジンさんは出先で接待もこなしてきたらしく、
夜22時頃少し酔って事務所に戻ってきて、
「おまえら、いつまでいるつもりだ!」と雷を落とし、
スケッチ画の前で唸っている私と、
やる事がたくさんあるセイジさんをすぐに帰らせた。
「セイジ、トウコを駅まで送ってけ。」と言いつけていて、
「ひ、ひとりで大丈夫ですっ!」と言った私の声を無視して、
セイジさんが自転車を押しながら駅まで送ってくれる。
「トウコちゃん、家どこ?」
「◯◯学園前です。」
「結構、遠いね。仕事始めたら、近くに引っ越せば…?
正社員なら住宅補助も出るから…」
「うーん。妹と一緒に住んでて、
今の部屋妹の学校の近くなんですよねえ。」と言うと、
「そっか。難しいか…
気をつけて帰ってね。また明日。」
「お疲れ様でした。」と手を振りあって、駅で別れた。
今日は遅くなったな。
夕飯は…家に連絡して何もなければコンビニで買おう。
香澄が心配するような
ブラックっていう職場ってわけじゃあないんだろうけど…
デザイナーの仕事はキリがない。
自分で自分を管理するしかないんだろうな…
明日から、帰れるときは夜8時位には会社を出よう。
1時間位は帰るのにかかるから…。
と考えたりしていた。
ジンさんはあれからお仕事だったのだろうか…
と思いながら電車に揺られた。
眠い目をこすって起きる。
昨日、ジンさんは出先で接待もこなしてきたらしく、
夜22時頃少し酔って事務所に戻ってきて、
「おまえら、いつまでいるつもりだ!」と雷を落とし、
スケッチ画の前で唸っている私と、
やる事がたくさんあるセイジさんをすぐに帰らせた。
「セイジ、トウコを駅まで送ってけ。」と言いつけていて、
「ひ、ひとりで大丈夫ですっ!」と言った私の声を無視して、
セイジさんが自転車を押しながら駅まで送ってくれる。
「トウコちゃん、家どこ?」
「◯◯学園前です。」
「結構、遠いね。仕事始めたら、近くに引っ越せば…?
正社員なら住宅補助も出るから…」
「うーん。妹と一緒に住んでて、
今の部屋妹の学校の近くなんですよねえ。」と言うと、
「そっか。難しいか…
気をつけて帰ってね。また明日。」
「お疲れ様でした。」と手を振りあって、駅で別れた。
今日は遅くなったな。
夕飯は…家に連絡して何もなければコンビニで買おう。
香澄が心配するような
ブラックっていう職場ってわけじゃあないんだろうけど…
デザイナーの仕事はキリがない。
自分で自分を管理するしかないんだろうな…
明日から、帰れるときは夜8時位には会社を出よう。
1時間位は帰るのにかかるから…。
と考えたりしていた。
ジンさんはあれからお仕事だったのだろうか…
と思いながら電車に揺られた。