タイムリープ
第三章 タイムリープ
*
午前8時35分。梅雨も明け、蒸し暑い夏を迎えていた。
八月中旬は大学も長い夏休みを迎えており、私は1LDKのアパートの中にいた。
私の借りているアパートにはもちろんエアコンという便利な物はなく、開いている窓から照りつけるような日差しが私の白い肌を焼き付ける。
「暑いなぁ、もう」
私はうめきながら、自分で作ったかんたんな朝食を食べていた。
おわんに注がれた、みそ汁。お茶碗によそった、白いご飯。マグカップに注がれた、水。
実家暮らしのときから母親と一緒に料理をしていたせいか、一人暮らしをしてからもそれが役に立っている。
私はマグカップに注がれた、冷たい水をゴクリと飲んだ。口の中に冷えた水が流れるように入り、私の喉が上下に動く。
午前8時35分。梅雨も明け、蒸し暑い夏を迎えていた。
八月中旬は大学も長い夏休みを迎えており、私は1LDKのアパートの中にいた。
私の借りているアパートにはもちろんエアコンという便利な物はなく、開いている窓から照りつけるような日差しが私の白い肌を焼き付ける。
「暑いなぁ、もう」
私はうめきながら、自分で作ったかんたんな朝食を食べていた。
おわんに注がれた、みそ汁。お茶碗によそった、白いご飯。マグカップに注がれた、水。
実家暮らしのときから母親と一緒に料理をしていたせいか、一人暮らしをしてからもそれが役に立っている。
私はマグカップに注がれた、冷たい水をゴクリと飲んだ。口の中に冷えた水が流れるように入り、私の喉が上下に動く。