sugar & coffee
ゼロさんの言葉に何も言い返せない私。
「 私もさっき、さすがにやばいかもって
思ってました……。 」
そんな私に、また大声をだして笑う
皐月さん。
あまりの恥ずかしさに
頬が熱くなるのを感じた。
「 いいじゃん、お家ごはん。
ゼロ料理うまいんだし、
教えてあげなよ! 」
爽真さんの提案に胸が高鳴った。
「 いいんですかゼロさん! 」
私の言葉に、爽真さんのことを
軽く睨みながら
「 勝手にしろよ 」
なんて返事をしてくれたゼロさんに
心が温かくなるのを感じた。