クールな部長とときめき社内恋愛
それから約二年、わたしの自慢の恋人で大好きな人。
晃久さんは全国展開しているショッピングモール『シャイン』の本社に勤めている。しかもその『シャイン』の社長の息子で、彼は常務。
わたしにはもったいないくらいの、素敵な人なのだ。
「最近あまり連絡とれなかったけど、今日は疲れてる?」
「いや、そんなことはないよ」
メニューを頼んだあと窺うように尋ねたわたしに、晃久さんは視線を落としたまま答える。
なんとなく違和感があるのは、お互い仕事帰りだから? 休日にゆっくり会えばよかったかもしれない。
彼の微妙な態度を気にしていたら、ふう、と彼が軽く息をついた。
「今日、君に言わなければならないことがある」
目の前に座る彼が真面目な声をだしたから、ドキッとした。
言わなければならないこと? ここはふたりで何度か訪れている夜景の綺麗なレストランだ。もしかしてプロポーズかな、と話の内容を勝手に想像してしまう。
結婚をまだ意識していないわたしに、晃久さんがプロポーズをするなんて考えてもいなかったけれど、彼がわたしを選んでくれるなら一緒になりたい。
出会った瞬間一目惚れをした男の人と付き合うなんて、運命だって思ったの。わたしの気持ちを受け止めてくれて、我が儘も優しく許してくれて、いつもわたしのことを考えてくれる素敵な人。
晃久さんは全国展開しているショッピングモール『シャイン』の本社に勤めている。しかもその『シャイン』の社長の息子で、彼は常務。
わたしにはもったいないくらいの、素敵な人なのだ。
「最近あまり連絡とれなかったけど、今日は疲れてる?」
「いや、そんなことはないよ」
メニューを頼んだあと窺うように尋ねたわたしに、晃久さんは視線を落としたまま答える。
なんとなく違和感があるのは、お互い仕事帰りだから? 休日にゆっくり会えばよかったかもしれない。
彼の微妙な態度を気にしていたら、ふう、と彼が軽く息をついた。
「今日、君に言わなければならないことがある」
目の前に座る彼が真面目な声をだしたから、ドキッとした。
言わなければならないこと? ここはふたりで何度か訪れている夜景の綺麗なレストランだ。もしかしてプロポーズかな、と話の内容を勝手に想像してしまう。
結婚をまだ意識していないわたしに、晃久さんがプロポーズをするなんて考えてもいなかったけれど、彼がわたしを選んでくれるなら一緒になりたい。
出会った瞬間一目惚れをした男の人と付き合うなんて、運命だって思ったの。わたしの気持ちを受け止めてくれて、我が儘も優しく許してくれて、いつもわたしのことを考えてくれる素敵な人。