*Dear……*~ハイスペック男子と甘いLove Storyを~
私の指摘にサーッと顔色変えて、慌てて茶色のカバーを掛けたソファーベッドに荷物を置くなり両手をパチン! と合わせてひたすら謝る。


「全然いいけど、姉御の脳みそが心配。もう脳トレ始めたら? 相葉先輩に痴呆症で迷惑掛けないでよ」


冷蔵庫を開けながらからかい眼で言うと、姉御は下唇つき出しての変顔。

カッコイイ大人女子の外見とは反対に、意外と抜けてて気取らない性格が大好き!


「でも嬉しい。ちなみに十五日は、結城先輩」


「帰国してんだってね。ふたりで京都お泊まりどうだった?」


おや? さっきのからかいの仕返し?

相葉先輩、かな~り盛って話した?
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