*Dear……*~ハイスペック男子と甘いLove Storyを~
姉御は、無言で食べては飲むを繰り返すだけの私に、イライラビームを流し続ける。

あ~あ、いつもの御奉仕パターンのがよかったな。

何で休日の晩にこんな目に……。

つい溜め息が出るが、それが仇となり説教はヒートアップ!

いい加減うんざり態度の私に、ついにキレたのか缶ビールを握り潰して乱暴に置く。


「ちょっと! はっきり言わせてもらうけど、あんたもう都合のいい女にされてんじゃない? 会えばヤれる都合のいい女。……他に女いると違う?」


そ…… そこまで言う?

……でも否定出来ないのが、悲しくて悔しい。
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