*Dear……*~ハイスペック男子と甘いLove Storyを~
それから一時間後、無事仕事を終えた私は、気が緩むと同時に体調の変化に気付く。

……なんだか凄く疲れた。

珍しく体もだるい。

腹ペコだしやっぱり先輩に会いたいけど、なぜか先輩に避けられてた気がする。

明日も仕事だし今夜は諦めよう。

後ろ髪引かれながら大西課長に断りのメール後帰り支度をしていると、突然一人きりの静かなロッカールームに軽快なラブソングが鳴り響いた。

酔った大西課長と思い、絡み酒の相手する気分じゃないと思いながら携帯を手に取ると、相葉先輩からでホッとする。

……きっと姉御のフォローだな、ご苦労さん。

案の定、この間の姉御の失言を自分の事のように謝り続ける。
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